KAPA HyperPlus Kit (for illumina)

KAPA HyperPlus Kit (for illumina)

よくあるご質問17件

バイアスの少ない酵素による断片化を取り入れたことで、「自動化が難しく、高価な装置によるDNAの物理的な断片化」の必要がないキット

お知らせ

特長

  • 断片化装置フリー
  • 約2.5時間での "DNA断片化とライブラリー調製"
  • 1 ng~1 µgで自在のDNAサンプルインプット量
  • 限界まで減らしたビーズ精製ステップ
  • PCRフリーのワークフローが可能に
  • 増幅バイアスの低減でシーケンスカバー率を向上
  • 自動化に最適

断片化装置フリー。自動化に適したワークフロー

KAPA HyperPlus Kitは、バイアスの少ない酵素による断片化を取り入れたことで、「自動化が難しく、高価な装置によるDNAの物理的な断片化」の必要がありません。

  • チューブ1本でのワークフローによりDNA断片化とライブラリーの作製が約2.5時間で可能
  • FFPEのような困難なサンプルも含め、幅広いDNAタイプとインプット量に対応
  • ヒトエキソームや微生物の全ゲノムシーケンスなど、多様なアプリケーションに適用可能
  • 断片化酵素 KAPA Frag は単品販売もございます。

テクニカルデータシート2015<04> KAPA HyperPlus Kit の断片化性能評価試験

サイズ調節が可能で再現性の高い酵素による断片化

  • 断片化時間の違いによりライブラリーインサートサイズを150~800 bpで調節可能
  • インサートサイズは、さまざまなGC含量とDNAインプット量において再現可能

優れたライブラリー収量そして品質

インプットDNAをシーケンス可能なアダプターライゲーション済みのライブラリーに変換する割合(変換率%)は、ライブラリー作製の主要な測定基準ですが、結局はライブラリーの多様性と品質を決定づけるものです。

  • プロトコルの最適化による優れた変換率
  • 幅広いDNAインプット量で優れた性能
  • 高いライブラリー収量によりPCRフリーのワークフローが可能(最低50 ngの初発量から)

上質なシーケンス結果を可能に

  • 高い変換率により少ない増幅サイクルと低い複製率(Duplication Rate)を実現
  • 優れたライブラリー多様性とより均一なシーケンスカバー率により、低頻度の突然変異を高い信頼性をもって検出

最少バイアスのシーケンスカバー率

  • タグメンテーションや他の酵素による断片化方法に比べて、少ないシーケンスバイアス
  • 物理的断片化と同等の性能
  • 少ないバイアスがより均一なシーケンスカバー率の実現とシーケンス費用の削減

SeqCap EZ HyperCap

SeqCap EZターゲットエンリッチメント・システム(ハイブリダイゼーションキャプチャー技術に基づいたシステム)のライブラリー調製ステップにおいてKAPA HyperPlus (または HyperPrep Kit) を採用する事による、ワークフロー全体の劇的な時間短縮を実現した効率的なプロトコル。

本ワークフローは、アプリケーションに特化した効率的かつ合理的、そして自動化にも最適なアプローチです。

 

参考情報

金沢大学 医薬保健研究域医学系 革新ゲノム情報学分野 細道一善 様よりご提供いただいた

「ヒト末梢血からのターゲットキャプチャーシーケンスライブラリーの全自動調製」に関するアプリケーションデータは、ドキュメントタブ内「お客様事例」よりダウンロードいただけます。

 

下記から詳細プロトコールもご覧いただけます。

Library Preparation workflow using automation system of Biomek NXP

 詳細プロトコールはこちら

 

関連動画

Cancer Research Challenge / がん研究におけるターゲットエンリッチメント・シーケンスとそのライブラリー調製(AACR 2017にて)

 動画再生はこちらから

優れたライブラリー収量インプットDNAをシーケンス可能なアダプターライゲーション済みのライブラリーに変換する割合(変換率%)は、ライブラリー作製の主要な測定基準ですが、結局はライブラリーの多様性と品質を決定づけるものです。●プロトコルの最適化による優れた変換率●幅広いDNAインプット量で優れた性能●高いライブラリー収量によりPCRフリーのワークフローが可能(最低50ngの初発量から)

関連製品

お問い合わせはこちら