モバイル リアルタイムPCR装置 PicoGene® PCR1100

Mobile Real-time PCR instruments PicoGene® PCR1100

よくあるご質問22件

「測りたいときに」「測りたい場所で」「迅速に」「簡便に」。軽量で操作が簡単なモバイルタイプのPCR装置

お知らせ

  • 2024年1月17日
    • 仕様変更
    CatNo.:
    MCP2000

    梱包仕様変更のお知らせ

  • 2023年3月31日
    • その他

    事業譲渡のお知らせ

    2023年3月31日をもって、PicoGeneⓇ PCR1100に関する事業は日本板硝子株式会社から株式会社ゴーフォトンに譲渡されました。

特長

  • 軽量で操作が簡単なモバイルタイプのPCR装置
  • DNAやRNAを簡便に、迅速に、現場で測定でき、食品衛生・環境汚染調査・生物資源調査など、従来はラボでしか行えなかった遺伝子測定を、どこでも場所を選ばずに行えるモバイルタイプのPCR装置
  • 小型モデルで現場への携行、その場で遺伝子検査が可能
  • 高感度な遺伝子の検出
  • 検査時間は最短10分と大幅な時間短縮
  • 重量はわずか560 gの軽量設計
  • 低消費電力
  • 加水分解プローブ法で、DNAおよびRNAの検出・測定が可能
  • FAM、ROX/HEX、Cy5® の同時測定が可能

広がるフィールドテストの場

リアルタイムで遺伝子を測定できるモバイルタイプのPCR装置なので、あらゆるフィールドでわずかな微生物などをスクリーニングし、
その結果から目的の遺伝子の有無と定量を行うことで、食中毒発生リスク大幅低減や高病原性ウィルスの現地一次検査による感染拡大リスクも低減できます。

ファームウェアのアップデートでさらに使いやすく

装置ファームウェアと専用PCRソフトウェアのアップデートされました。

 

品種ファイルの改良

  • 装置上で、保存した品種ファイルを直接編集/削除できるようになりました。
    ※ 削除は保存件数が最大数(15件)の場合のみ可能です。
  • 39項目から15項目へ設定項目を簡略化し、他の装置と品種ファイルを共通化しました。
  • 装置に保存できる品種ファイル数が10件から15件に増えました。

USBメモリ機能の追加

  • 測定データや品種ファイルを装置から読出/書込するための方法としてUSBメモリが使用できるようになり、送受信速度が向上しました。
  • USBメモリで最新版のファームウェアを更新できるようになりました。

 

表示機能の改良

  • 測定途中(測定完了前)に、 測定結果(Ct値)が確認できるようになりました。
  • 専用PCアプリの表示言語が英語にも対応しました。(日本語/英語切替可)

高精度のまま測定時間の短縮を実現

大腸菌測定例(合成DNA)

  • 高速に反応する試薬との組み合わせで、測定時間が最短10分に(前処理等含まず)
  • 精度よく検量線も作成可能

 

食肉種判定試薬(ウシ、ブタ、トリ)によるDNA測定例

  • cDNAによる測定ではマルチプレックス(3種)で10 pg/µLまで、シングル測定では1 pg/µLまでの反応を確認
  • 実際の食材からのダイレクトPCRも反応を確認(いずれも当社調べによる)

 

新型コロナウイルス(COVID‑19)測定例

新型コロナウイルス(COVID‑19)の測定結果もございます。
詳しくはこちらの資料をご覧ください。
>>PicoGene® PCR1100および新型コロナウイルス検出キット-マルチ-を用いた測定例

操作方法はとても簡単

3ステップで、腸管出血性大腸菌やノロウイルスなど食品に感染した病原菌も現場で一次スクリーニングできます。

 

PicoGene® PCR1100用測定チップ(MCP2000)がより使いやすく改善されました。

※従来品(MCP1100)は販売終了

 

作業性が向上

  1. テープタブの色を変更し、測定チップへマーキングを施しました。
       これによって、視認性が良くなり表裏の判別もしやすくなりました。
  2. 測定チップとテープの形状を変更したことで、グローブをつけたままでもスムーズに作業が行えます。

 

 

流路形状を刷新

  1. 流路の両端に緩衝領域を設けることで、試料とフィルターが接触しにくくなりました。

  2. 流路形状の見直しにより蛍光検出量が増えました。

※ 試料によっては送液状態が変わる場合があります。
  その影響により送液エラーが発生する場合はポンプ強度を弱めてお使いください。

その他、豊富な測定検証例

株式会社ゴーフォトン様のホームページにて、豊富な測定検証例をご覧いただけます。

 

環境DNA・生体調査

 

教育

 

食品管理・食品衛生

仕様

使用温度範囲 10~40℃
最高使用高度 2000 m
サンプル数 1
反応容器 測定チップ(76×26×3 mm) <別売>
反応容量 15~20 µL(16 µL推奨)
励起/蛍光波長1 代表波長 470/530 nm ※使用可能蛍光色素:FAM
励起/蛍光波長2 代表波長530/630 nm ※使用可能蛍光色素:ROX/HEX
励起/蛍光波長3 代表波長630/670 nm ※使用可能蛍光色素:Cy5
項目数 最大3項目
検出フォーマット 加水分解プローブ法
※インターカレーター法には非対応
ホットスタート 40~99℃ ※ホットスタートは30秒以内
変性域 40~99℃ / 1~5秒 
アニール・伸張域 40~75℃ / 3~120秒
逆転写域 40~75℃ / 0~3600秒
最大サイクル数 50サイクル
インターフェース Bluetooth®(Ver3以降)※PCと接続可能
USBメモリ
結果保存機能 100件
反応条件保存機能 15件
OS Windows® 7(32bit/64bit)
Windows® 8.1(32bit/64bit)
Windows® 10(32bit/64bit)
付属品 クイックスタートマニュアル、ACアダプター、USB給電ケーブル
サイズ 100×50×200 mm(W×D×H)(突起部を除く)
重量 560 g
電源 AC100-240 V、50/60 Hz(ACアダプター付属)
5V3A(USB給電ケーブル付属)
電力 DC5V3A


使用上の注意

増幅は変性領域とアニール&伸張領域の2温度帯の増幅用です。3温度帯は設定できません。
Windows® は米国Microsoft Corporationの米国、日本及びその他の国の登録商標または商標です。
Bluetooth® は米国 Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です。

  

試験・研究専用

本製品は医療機器ではなく、試験・研究用に限定して販売しております。
いかなる場合にも各種診断・治療等には使用しないでください。

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