697views
  • お客様事例

酵素による断片化方法を含むKAPA HyperPlus Kitを用いたライブラリ作製方法の検討

慶應義塾大学 先端生命科学研究所
荒川 和晴 様

お客様のコメント

TapeStationでの可視化が困難なため多めの量でこの試験は行っているが、SMART-Seq v4でのライブラリ調整や1 ngからのサンプル 調整からもわかるように、微量な初発量からでも安定してライブラリが作成できた。

697views

概要

【Cat.No. KK8510、KK8512、KK8514】

クマムシやクモなどの非モデル無脊椎動物についてはメーカーからのデータが通常不足しているため、個別に検証を行う必要がある。
KAPA HyperPlus Kitは主に 1. 酵素法で、切断箇所のランダム性が高く反応時間によって断片化長を変えられる点、及び、 2. 他社と比して高いライゲーション効率、を謳っており、これは主にRNA-Seqなどで多検体を同時処理する際の並列性と、微少なサンプルから実験をスタートする際に有効であることが期待される。
そこで、本アプリケーションノートでは非モデル脊椎動物であるクモとクマムシを用いてこの2点を検証した。

関連シリーズ

お問い合わせはこちら