DNAメチル化RRBS受託解析サービス

Reduced Representation Bisulfite Sequencing Service

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よくあるご質問4件

あらゆる脊椎動物のゲノムスケールDNAメチル化解析を1塩基単位の解像度で実施できる手法

お知らせ

  • 2024年7月17日
    • その他

    夏季サンプル受付日について(2024年8月10日(土)~15日(木))

    2024年8月10日(土)~15日(木)は、弊社夏季休業のためサンプルをお受けすることができません。 納期をお急ぎの場合は、サンプル発送前にご連絡いただけますと幸いです。 ご不便おかけいたしますが、ご了承いただけますようお願い申し上げます。

サービス概要

Reduced representation bisulfite sequencing (RRBS) 技術はあらゆる脊椎動物のゲノムスケールDNAメチル化解析を1塩基単位の解像度で実施できる手法です。

本手法はバイサルファイト法の利点を有しながら、決定する塩基配列量を圧縮することで費用対効果の高いデータ取得が可能です。

ゲノムを制限酵素MspI (ターゲット部位CCGG)消化することにより、プロモーターやCpGアイランドを含むCpG-rich部位が濃縮され重要なメチル化イベントを解析できます(ヒト由来サンプルで最大700万CpGのカバレッジが得られます)。


独自のワークフローを通してお客様のサンプルから高品質の分析データを取得・解析を加え、結果をお手元にお届けします。

特長

  • CpGリッチ領域(5-mC)のメチル化状態を一塩基分解能で解析
  • サンプル当たり低価格でご提供
  • エピジェネティックバイオマーカー探索に最適
  • ゲノム全体のCpGリッチ領域のメチル化パターンを取得可能
  • ヒトで最大700万箇所のCpGサイトをカバー
  • わずか100 ngのゲノムDNAから解析可能
  • UMI (Unique Molecular Identifier) technologyを用いPCR duplicateを除去するため、正確な解析が可能

NGS解析、バイオインフォマティクス及びメチローム、RNA-seqを含むマルチオミクスのモデリングにおける豊富な経験を基にサービスを提供します。

DNAメチル化RRBS解析の流れ

Step 1: ゲノムDNA 品質管理

  • DNA濃度の測定
  • DNA品質の評価


Step 2: ライブラリー調製

  • MspI消化
  • ライブラリー調製
  • サイズの選択
  • サンプルプーリング
  • バイサルファイト変換
  • ライブラリーの増幅とクリーンアップ
  • RRBS Library Poolの品質管理


Step 3: シーケンシング(Illumina社プラットフォーム使用)

  • ペアエンドリード、PE50
  • 1サンプル当たり平均40 million raw reads
  • ヒト由来サンプルで平均700万CpG をカバー

バイオインフォマティクス解析

多彩な追加解析オプションを取り揃えています。


スタンダード解析(標準で含まれます)

リファレンスゲノムへのアラインメント、メチレーションコール


アドバンス解析

  • 示差解析
  • 示差遺伝子のアノテーション
  • 主成分分析
  • GO解析
  • パスウェイ解析
  • 機械学習解析


解析のカスタマイズ

RNA-seqなどと組み合わせたマルチオミクス解析や、上記にない解析法をご希望の場合はお気軽にご相談ください。

受託解析サービスの流れ

  1. お問い合わせ・お見積り
    送付いただいたサンプルについて(専用フォームはこちら)の情報をもとにお見積を作成し、サービスガイドライン及び解析結果の見本、Biosafety formとともにお送りいたします。
    サンプル調製・送付ガイドラインを必ずご一読いただき、Biosafety formにサンプルの詳細をご記入ください(輸出可否の確認をさせていただきます)。
    ※ガイドライン等は下記リンクからダウンロードしていただくことも可能です。
     ①サービスガイドライン
     
    RBS 受託サービスガイドライン

     ②サンプル調製・送付ガイドライン
     RRBS_受託サービスサンプル提出ガイドライン

     ③Biosafety form
     RRBS Biosafety form

  2. 注文書送付
    注文を受領した段階で『サンプルIDシート』をお送りいたしますので、ご記入の上ご返送ください。
    いただいた書類をもとに、分析するサンプルをご送付いただくスケジュールを調整・ご連絡いたします。

  3. サンプル送付
    サンプル送付日が決定いたしましたら、サンプル調製・送付ガイドラインに従ってゲノムDNAサンプルをご準備いただき、弊社にお送りください。

  4. 解析作業
    ・サンプルの品質管理
    ・MspI消化
    ・ライブラリーの調製、サイズセレクションとプール
    ・バイサルファイト処理
    ・ライブラリーの増幅、サンプルクリーンアップと品管
    ・イルミナを用いて次世代シーケンス (SR50)
    ・バイオインフォマティクスに基づく解析
    ・8サンプルをプールした場合平均CpGカバレッジは10~15となります

  5. 納品物送付
    解析結果データの納品はDiagenode SAから直接お客様に電子メールでお送りいたします。容量の大きいファイルのダウンロードについてはftpサーバーよりダウンロードしていただく形になります。

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