特長
- 2枚が向き合った縦方向のPES膜搭載構造により、ろ過時間を大幅短縮
- ろ過状態を確認できる目盛付き
- シェーカー併用の加圧撹拌ろ過で更に処理時間を短縮可能
膜材質
- PES(ポリエーテルスルホン)膜:目詰まりし難く、高流量、低吸着、広範囲のpHに適合
分画分子量の選定基準
- 濃縮目的/濃縮したい:溶質の分子量の少なくとも 『1/2以下』の分画分子量の膜を選定してください。
- 除去目的/除去したい:溶質の分子量の少なくとも 『2倍以上』の分画分子量の膜を選定してください。
スイングバケットローターへのセット方向
- どの方向でも構いません。
*アングルローターでは、使用できません。
タンパク質の非特異吸着を更に抑えたい場合
- 5% SDS、0.1% Tween20、0.1% Triton-Xのいずれかの水溶液でデバイスを満たします。
- 1晩放置してから、使用直前に脱イオン水ですすいで使用します。
ご注意
- 製品に搭載の膜には、若干のグリセリンとアジ化ナトリウム(NaN3)が含まれています。
- これらが実験に影響する場合は、50 mLのバッファーかイオン交換水を遠心ろ過する事でリンスしてください。
- リンス後は、膜を乾燥させないでください。詳細は、ドキュメントタブより取扱説明書をご覧ください。