CatNo
KK5610

KAPA2G Fast HS ReadyMix with dye(200回用/25 uL反応)

KAPA2G Fast HS ReadyMix with dye

メーカーコード/旧型番
7961286001
包装単位
2.5ml

よくあるご質問3件

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お知らせ

  • (5)大阪大学微生物病研究所 ウイルス免疫分野 井上雄嗣様

    2019年6月20日

    早くチェックしたいときに重宝しそうです

    今回は大腸菌形質転換後のコロニーダイレクトPCRに使いました。
    一方のプライマーのTm値が55℃を下回っていて不安だったのですが、アニーリング温度を55℃以下にしないようにとの指示に従いました。
    問題なく増幅でき、掛かった時間はちょうど1時間ほど。早くチェックしたいときに重宝しそうです。
    今後も主に同様の用途で使うでしょう。

  • (5)東京大学 お客様

    2019年6月20日

    とにかく速く、増幅効率が良いため、学生実習の実験計画が組みやすい

    PCR反応時間を従来の約90分から約50分と、大幅に短縮できました。
    とにかく速く、増幅効率が良いため、学生実習の実験計画が組みやすいです。
    また、ReadyMixになっている点も、学生がミスなく実験できて好ましいです。
    時間短縮性、作業性(PreMix, Hot Start)、安全性などの点で学生実習に適していると思います。
    研究室での実験にも使いたいと思います。

  • (5)独立行政法人 産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 脳遺伝子研究グループ 落石知世様、戸井基道様

    2019年6月20日

    反応液の調製作業が簡便で、30分のPCR時間でバンドが検出できました

    トランスジーンを持つ胎児と持たない胎児それぞれの脳から初代神経培養細胞を確立しており、これまでは胎児組織の蛍光を目視で確認していました。
    しかし、この時期にはGFP蛍光がはっきりしない胎児が多いため、あらかじめPCRで胎児の遺伝子型を確認し、ポジティブとネガティブに分けて脳組織を取りだして培養することとしました。
    このケースでは、親の解剖を始めてから出来るだけ早く胎児脳組織を取りだして培養を始める事で、細胞の生存率を高めることができるため、
    解剖後1~ 1.5時間以内に胎児の遺伝子型を判断できるような、迅速なジェノタイピングを試みる事にしました。
    今回、KAPA2GFast Hotstart ReadyMix with dyeを使用したところ、反応液の調製作業が簡便で、30分のPCR時間でバンドが検出できました。
    前後の作業も入れてトータルで1時間20分でトランスジェニックマウスのジェノタイピングが可能でした。
    現在は、KAPA MG Kit(KK7153)に付属しているDNA簡易抽出キット(KAPA ExpressExtraxct Kit)を用いてゲノムDNAの抽出を行うことで、さらに10分くらい早くなっています。

  • (5)独立行政法人 産業技術総合研究所 健康工学研究部門 バイオインターフェース研究グループ 清末和之様、大西恵様

    2019年6月20日

    増幅にかかる時間が短く、増幅度も十分で、偽陽性も少ない、現時点では非常に満足のいく酵素に巡り会え、実験がスムーズになりました

    従来は、マウスの尻尾を溶解し、フェノクロ・エタ沈で精製、その後、PCRの鋳型とする手法で実施していましたが、結果がでるまでに2日ほどかかり、次のステップの実験に円滑に移行できないため、苛立ちを感じていました。
    そのため、簡便で、時間のかからない方法を検討していました。検討のポイントは、①粗精製サンプルでもPCRできること。②ホットスタートの酵素であること。③安価であること。でした。
    コマーシャルされているS社、P社、T社の 溶 解 液・PCR酵 素 等 を 使 用して 検 討 をしました が、3つ の 要 件 で すべ て を 満 たした の がKAPA2GFastHotStartReadyMixwithDyeでした。
    増幅にかかる時間が短く、増幅度も十分で、偽陽性も少ない、現時点では非常に満足のいく酵素に巡り会え、実験がスムーズになりました。特に、胎児神経細胞の調整をする場合には有効で、解剖して氷冷維持可能な時間内で、個々の胚のジェノタイプが可能となるからです。

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