お知らせ
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2022年9月12日
- その他
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(4)東京大学 新領域創成科学研究科 とくさん様
2021年5月11日
DNAの品質としては、非常に良いものが取れているようでした。さらに、少量のサンプルから取れるので、抽出キットとしては非常に優れていると感じました。
抽出されたDNAは他のkitより長いものが取れているようでした。
しかし、実際にnanoporeを用いてシーケンス準備を行う段階で切れているようで、シーケンスリード長は長くなりませんでした。
Takarabioで売っているマッハライのkitと同定で、高くてもN50=30~40kbp程度に留まりました。
この抽出キット自体に問題はありません。
nanoporeにロードする前のライブラリ作成や精製を改善する必要があるようです。
最近発売された、Nanobind Ultra-Long Library Prep Kit 等の、長鎖DNAシーケンス用kitを使用する必要があることがわかりました。
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(4)東京大学 農学生命科学研究科 Nao様
2021年2月2日
大変使い勝手がよかったです。
溶液が準備されており、使い勝手も良いので操作がしやすかったです。
磁気ビーズに慣れるのに少しかかりそうです。
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(4)名古屋大学 遺伝子実験施設 井原邦夫様
2021年2月2日
まだ、最も細胞破砕が簡単な好塩菌に適用しただけですが、簡単に高分子DNAが取れました。PFGEで平均 150kbp程度の電気泳動像が得られました。他社の同等品では、平均50kbp程度までに断片化します。
DNAを取り出した後の作業で、高分子DNAを取り出すという点では非常に使える(マクロサイズの磁気ディスクにしたところが優れた部分)と思います。
巻取り法と同じ感覚で、目に見える形でDNAが磁気ディスクにくっついている状態を確認しながら作業をすすめることができました。
細胞破砕のところは、結局生物種ごとで異なるはずなので、個人的には細胞破砕の溶液などはオプションでもいいように思いました。今回は、その部分は使用していません。
磁気ディスクにする工夫は素晴らしいのですが、手軽に使える価格帯ではないので、例えば、シリコナイズ処理したチューブなどで同様のことができれば一気に低価格に出来ると思います。
あるいは磁気ビーズのサイズを大きくしたものでいいのかもしれません。
これは、ディスク形状がベストではない(マイクロチューブにはまり込んで使いづらい面もある)ことからの意見でもあります。