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QCの結果判定一覧について教えてください。

DNA/RNAサンプルのQCは、アガロース電気泳動、Bioanalyzer(Agilent)等の機械を用いた分解能のチェックと、
Qubit(Thermo Fisher Scientific), Nanodrop(Thermo Fisher Scientific)におけるコンタミと濃度のチェックが実施されます。

 

ライブラリ調製済みサンプルのQCは、Qubit(Thermo Fisher Scientific)およびqPCRによる定量とBioanalyzer(Agilent)等の機械を用いてサイズ分布の確認を行います。

 

結果は受託先の基準に従い、3つのいずれかで評価されます。

 

〈サンプル QC 結果判定一覧〉
Pass:ご希望データ量>98%が保証されます。
Hold:リスクはございますが、次のステップに進めることも可能です。 
Fail:リスクが高いため、通常はお勧めしません。 

 

*サンプルQC が PASS の場合 そのまま次のステップに進めさせていただきます。
**HOLD、FAIL の判定の場合は、ご相談させていただきます。
また、Hold、Failとなった場合でも、成功が期待できる場合などは、併せてご案内をさせていただきます。

 

■HOLD・FAIL の場合の注意点 
DNA/RNAサンプルの場合は、ライブラリ調製で失敗した場合は、ライブラリ調製費用が発生しますことご留意ください。
また、シーケンスにおいて、データ量とデータの品質が保証されません。
シーケンス後もしデータ量が不足しており、かつサンプルが余っている場合は、追加費用をお支払いいただければシーケンスも可能です。

 

■サンプルの再送のご選択
Hold、Failとなった場合には、サンプルを再送いただくことも可能です。
DNA/RNAサンプル:一度のみ無償でサンプルを再送いただけます。二回目以降は、追加でサンプル数分のQC 費用が発生いたします。
ライブラリ調製済みサンプル:サンプルは再送の度に、追加でサンプル数分のQC 費用が発生いたします。

 

■中止のご選択
サンプルのQCの結果から、受託の中止をすることも可能です。
この場合、行ったQCの回数分が費用として発生いたします。

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