3. ibidi マイクロスライドを使った免疫蛍光染色
ibidi マイクロスライドを使った
免疫蛍光法
ibidiは、免疫蛍光染色に関する、あなたが欲しい解決策を提供します
![]() ![]() チャンバーつき
|
![]() ![]() チャネルスライド |
![]() ![]() チャンバースライド、
|
|
底面材質 | ガラスカバースリップ または ポリマーカバースリップ |
ガラスカバースリップ または ポリマーカバースリップ |
スライドガラス |
カバーガラス | 使用しない | 使用しない | 使用する |
顕微鏡タイプ | 倒立顕微鏡 | 倒立顕微鏡 | 倒立・正立顕微鏡 |
マウント剤 | 非硬化タイプ | 非硬化タイプ | 硬化タイプ |
サンプル保存 | 短期向き | 短期向き | 長期保存可能 |
ibidi マイクロスライドの利点
- 1. 高解像の画質
ibidiマイクロスライドは、広視野蛍光、共焦点画像法、FRAP、FRET、FLIMなど蛍光観察や、ムラのない位相差画像取得に理想的です - 2. 迅速かつ簡便な取り扱い
培養、染色から観察まで、全ての工程をスライド上で行うことができるオールインワンチャンバーが、免疫蛍光染色を簡略化します。 - 3. 費用対効果の高い実験
少規模設計のウェルが、細胞数と試薬使用量を削減します。
ibidiが扱う、底が薄いカバースリップでできた、ibidi マイクロディッシュディッシュ、マイクロプレートプレートも免疫蛍光染色や高分解能顕微鏡観察にも適しています。


詳細な免疫蛍光染色プロトコルをibidi Application Notesで見つけてください:
- AN 02:Fluorescence Staining using μ-Slide I (PDF)
- AN 09:Fluorescence Staining using aμ-Slide VI 0.4 (PDF)
- AN 15:Fluorescence Staining using aμ-Slide y-shaped (PDF)
- AN 16:Fluorescence Staining using aμ-Slide 8 Well (PDF)
- AN49:Fluorescence Staining using a 12 Well Chamber, removable (PDF)
- AN 50:Fluorescence Staining using a 3 Well Chamber, removable (PDF)
- AN 45: Mounting Medium Types(PDF)
免疫蛍光染色
プロトコル比較
従来の染色法 vs ibidiメソッド
ibidiの免疫蛍光染色は従来のプロトコルよりもはるかに簡潔になっています。
カバーガラス上で細胞を増殖させる必要はなく、スライド上で直接細胞を増殖させ、染色することができます。
カバーガラス上に播種する
従来法
マニュキュア液で封入が必要になる方法

- カバーガラスとスライドを滅菌する
- 滅菌したカバーガラスをコーティングする
- カバーガラスを6ウェルプレートに入れる
- 細胞播種~培養
- カバーガラスを剥がす
- 洗浄
- 固定 - 洗浄 - 浸透処理 - 洗浄 – ブロッキング
- 一次抗体の抗原抗体反応-洗浄-二次抗体の抗原抗体反応
- 洗浄
- マウント剤を細胞にマウントする
- カバースリップをスライドに取り付け細胞を封入する
ibidi μ-スライドを用いた
プロトコル
オールインワンチャンバーによる時間節約方式

- 滅菌したカバーガラスをコーティングする
- カバーガラスをコーティングする
- カバーガラスを6ウェルプレートに入れる
- 大量の細胞播種~培養
- カバーガラスを剥がす
- 洗浄
- 固定 - 洗浄 - 浸透処理 - 洗浄 - ブロッキング
- 一次抗体の抗原抗体反応-洗浄-二次抗体の抗原抗体反応
- マウント剤を細胞にマウントする
- 封入剤付きマウントセル
- カバースリップをスライドに取り付け細胞を封入する
ibidi Solution


ibidi マウント剤およびibidiのDAPI入りマウント剤は、非硬化タイプのマウント剤で、自己蛍光が非常に低く、光退色を防ぎ、カバーガラスを使用することなく試料を数週間保存することができます。


免疫染色したサンプルの長期保存が必要な実験では、ibidi マイクロスライド リムーバブルチャンバーを使用し、硬化タイプのマウント剤とカバーガラスでサンプルを封入することを推奨しています。
チャンバー付き
カバースリップ
ibidiは、免疫蛍光法の必要に応じたいくつかの解決策を提供します:


ibidi マイクロスライドのようなチャンバーカバースリップを使用する場合、カバーガラスをピンセットでつまむ作業を必要とせずに、スライド上で細胞培養および免疫蛍光染色プロトコル全行程を実施することができます。染色後は、顕微鏡を用いてカバースリップボトムを通して細胞を観察することができます。
チャネルスライド


ibidi チャネルスライドの形状は、少量を正確に扱うことに理想的な形状をしているため、免疫蛍光染色に特に適しています。チャネルμ-スライドもカバースリップボトムであるため、全行程においてカバーガラスを必要としません。
利点
- 必要な試薬が少量ですむ
- 不均一な細胞分布や(抗体)染色ムラを防ぐ
- 位相差顕微鏡で観察した際は、メニスカスの影響を受けない綺麗な画像が取得できる
当社ウェブサイトでは、ibidi チャンバーのカバースリップボトムについて、より多くの情報と技術的詳細を知ることができます。
制限事項
- カバースリップとして使用しているibidiポリマーは、プラスチック材質であるため、ガス交換能があります。このため、作成サンプルの保存期間は数週間に制限されます。
当社ウェブサイトでは、ibidi チャンバーのカバースリップボトムについて、より多くの情報と技術的詳細を知ることができます。
μ-スライドVI0.4は、低容量の免疫蛍光法に理想的です。
μ-スライド I ルアーは、還流培養実験と併せ灌流培養実験後、低密度培養での免疫蛍光染色に使用できます。

チャンバースライド


ibidiチャンバースライドでは、取り外し可能なシリコン製チャンバーがスライドガラスに取り付けられています。免疫蛍光用のibidi チャンバースライドは、カバーガラスと硬化性マウント剤を使用して、染色後サンプルを封入することができるためサンプル長期間保管するのに最適です。


まとめて染色を行う場合には、シリコンチャンバーを取り外した後に染色することもできます。
これにより、染色瓶に数枚のスライドを入れ、一度に処理することができるようになります。ロースループット実験では、シリコンチャンバーを取り付けたまま、染色することもでき、この場合、各ウェルで別々に染色を行うことも可能です。

