984views
  • お客様事例

マウス脾臓の組織凍結と効果比較

国内 研究機関のユーザー様

お客様のコメント

組織採材後、直ぐに細胞分離までを行う場合は、どうしても操作量が多くなりがちです。このため、組織採材後、直ぐに組織凍結できることは、作業のストッピングポイントになるため有効だと考えています。今回バンバンカーでは、比較的良好な結果が得られたため、今後この目的でバンバンカーを活用していきたいと考えています。
実験①
組織を採材後、すぐに処理する方法では、gentleMACSで破砕して溶血した後に他社製品Aを使って凍結保存しているが、この場合、解凍後の細胞生存率は85~95%程度となります。これを比較すると、本実験における細胞生存率は、いずれも低いと思われます。ただし、これは、i)実際のP3実験室での作業を想定し、解凍後、組織の粉砕を行った後、細胞の生存率を測定していること、ならびにii)組織の解凍方法をまだ十分に検討していないためと考えています。
実験②
本実験では、他社製品Aと他社製品Bは、共にCD4とCD19の染まり方が悪い点や、生存率が低い傾向などを示すなど、近い結果になりました。この点は、解凍方法やその後の処理を工夫することで、まだ改善できそうな気がしますが現時点では検討は出来ておりません。一方、バンバンカーでは、細胞生存率が比較的良好な印象を受けます。また、Doubletの数も少ない印象を受けます。ただし、比較的CD4の染まり具合が悪いことから、バンバンカーについても、まだ検討の余地があるかもしれません。

984views

概要

【Cat.No. CS-02-001】

緩慢凍結保存試薬は、単離された状態の細胞凍結を想定した製品がほとんどであり、組織凍結における効果はわずかな報告のみであった。
そこで今回、市販の緩慢凍結保存試薬にてマウスの脾臓を-80℃で10日間の凍結を行い、解凍後細胞をフローサイトメーターにて比較評価を行った。
その結果、弊社取り扱い製品であるバンバンカーで凍結した場合に、細胞生存率、細胞状態共に最も良好な結果が得られた。

関連シリーズ

お問い合わせはこちら