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  • お客様事例

ベンチトップ型リアルタイムPCR装置を用いた生検体でのFastGene™ VT1/VT2 Detection Kit評価

一般社団法人愛知県食品衛生協会 食品衛生センター
小林 慎一 様

お客様のコメント

本キットでは、ベロ毒素遺伝子の検出に必要な試薬が8連チューブに分注されていますので、熱処理したサンプルと混ぜるだけで、迅速かつ簡便にVT1とVT2遺伝子を型別検出することができました。また、本キットによる検査成績はラテックス凝集法の結果と100%一致しました。食中毒事件の原因調査や食品検査などにも有用な検査キットであると考えられます。

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概要

【Cat.No. FG-VT-16、FG-VT-96】

腸管出血性大腸菌(enterohemorrhagic Escherichia coli: EHEC)感染症は、激しい腹痛を伴う水様便、血便等とともに重篤な合併症を起こすことがある感染症である。
原因菌であるEHECは、「ベロ毒素(Vero toxin: VT)を産生またはVT遺伝子を保有する大腸菌」と定義されており、 VTには2 種類のサブタイプ(VT1, VT2)が存在する。
FastGene™ VT1/VT2 Detection Kitは、VT1、VT2を迅速に検出することができるキットである。
本アプリケーションノートでは、事前に型が判明している生検体を用い、
FastGene™ VT1/VT2 Detection Kitで判定が一致するか検討を行った。

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