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  • お客様事例

モバイルリアルタイムPCR装置を用いたエビの急性肝膵臓壊死症(AHPND)の迅速検出

株式会社TBA 研究開発 川瀬研究室分室
小寺 拓也 様

お客様のコメント

装置重量が軽いため携帯性は非常に優れていた。
一度に多検体の検査を行う場合、検査系の実行時間は10分以内でにできれば実用性は向上すると思う。
測定結果の履歴をPCR1100本体で確認できるようになれば、より使い勝手が向上すると感じた。

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概要

【Cat.No. PCR1100】

エビの急性肝膵臓壊死症(Acute hepatopancreatic necrosis disease : AHPND)は特殊な毒素タンパク質を産生するビブリオ属細菌が原因で発生する疾病で、死亡率が非常に高いことが特徴である。
この疾病が原因で、海外のエビ類養殖生産国では生産量が半減し、世界的にエビ類の価格が高騰した。
日本における蔓延を防止するため、水産資源保護法や持続的養殖生産確保法で防疫の対象である「特定疾病」及び水産資源保護法の輸入防疫対象疾病に指定され、PCRでの診断法が確立されているが、今回現場での迅速診断を目的としてモバイルリアルタイムPCR装置を使用して系の確立を目指した。

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