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  • お客様事例

ヒト末梢血からのターゲットキャプチャーシーケンスライブラリーの全自動調製

金沢大学 医薬保健研究域医学系 革新ゲノム情報学分野
細道一善 様

お客様のコメント

KAPA HyperPlus Kitを用いると、他社断片化酵素と比較して、読み初めの配列の偏りが低く、Covarisと比較しても遜色ない結果が得られることがわかった。

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概要

【Cat.No. KK8510、KK8512、KK8514】

次世代シーケンサー(NGS)の技術により、大規模な ゲノム配列決定が可能となったが、一方で、ゲノム上 の特定の領域や遺伝子にターゲットを絞り、多検体を 迅速にリシーケンスする需要も多い。
実際に、がんや 特定の疾患にフォーカスし、NGSを使って関連する 遺伝子群を効率よく解析する遺伝子パネルスクリーニ ングを目的とした製品がすでに数多く販売されている。
我々は特定の遺伝子を効率よく解析する手法を発展させ、簡便、迅速かつ安価なゲノム解析技術の開発 を進めてきた。
エクソーム解析で知られるシーケンスキャプチャー法を基盤とし、多検体をより簡便に解析する手法として最大96検体を同時に解析するプロト コールを確立している。
ここでは、自動分注機 Biomek NXPを使用し、 Agencourt Genfind v2 kit、Roche SeqCap EZ Choice
Library、KAPA HyperPlus kitを用いること により、血液からNGSの DNAライブラリを全自動で作製し、ターゲット遺伝子を解析した事例を紹介す る。

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