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マウスジェノタイピング

国内のお客様

お客様のコメント

我々が普段genotypingを行っているマウスの一系統について検討を行った結果です。
このサンプルはTa社製品ではかかりずらく、Tb社製品ではかかるため、普段は後者を用いてgenotypingを行っています。
今回はそれらをネガコン、及びポジコンとして、KAPA社製品を検討しました。
1ページ目のKAPA 2G Robust HS ReadyMix PCR Kitでは、WT, hetero, mutantについて、それぞれ3種類の酵素で検討を行っております。
WTとmutantではそれぞれ高さの違う所に1本、heteroではそれらが両方出ます。
マウスの尻尾からのゲノム抽出は、我々は普段行っているNaOHによる方法を用いました。
結果をご覧頂くと分かるように、KAPA 2G Robust HS ReadyMix PCR Kitはこれまで使っていた酵素よりもPCRのかかりが良い結果が得られました。
2ページ目のMG Kitについては、先ほどのheteroのサンプルについて、それぞれ3種類の酵素で検討を行っております。
マウスの尻尾からのゲノム抽出については、我々は普段行っているNaOHによる方法と、MG Kitの方法を検討しました。
その結果、MG Kitを用いて抽出、PCRを行ったものは一番PCRのかかりが良い結果が得られました。
また、NaOH抽出→MG Kitの酵素でPCRの場合にもPCRはかかりました。一方、MG Kitで抽出した際には、他のPCR酵素ではPCRはかかりませんでした。
以上より、KAPAの酵素及びKitは、マウス尻尾からのgenotypingについては非常に良くワークするものであると思います。

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概要

【Cat.No. KK5706、KK7153】

マウス尾を用いたジェノタイピングにて、KAPA2GRobust HotStart ReadyMix with Dyeおよび KAPA MG Kitを用いて検証した結果について報告する。

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