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マウステールからのgDNA回収量測定

国内のお客様

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概要

【Cat.No. KK7101、KK7102、KK7103】

KAPAExpressExtractは、マウステールなどのサンプルを100 μL反応液で簡便に溶解し、DNAを抽出することができます。
PCRによるマウスジェノタイピングの場合、通常はKapa2GRobustHotStartマスターミックス反応液25 μLあたり、このライセートをわずか1 μL用いることで、十分なPCR結果を得ることが可能です。
しかし、PCR以外にサザンブロッティング解析が必要となった場合には、より多くのDNA(通常5 ~ 15 μg)が必要とされます。
一方で、KAPAExpressExtractのライセートには不純物が含まれるため、吸光度によるDNA量の測定は推奨されておらず、そのままではライセート中にどの程度のゲノムDNAが含まれているか確認できません。
そこで、マウステールからより多くのゲノムDNA量が得られるように、KAPAExpressExtractの溶解反応時間を30分間に延長したうえで、イソプロパノール沈殿法によりゲノムDNAを回収し、吸光度でDNA収量を測定しました。

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