HMW DNA（高分子量DNA）を取り扱う際の注意点はありますか？

HMW DNAの取り扱い注意点は主に2つあります。

 

1. HMW DNAサンプル溶液には、粘性があります。
そのため、HMW DNAを剪断しないように、また正確な量を移すために、ピペッティングの際、注意してゆっくりと操作を行ってください。

 

2. HMW DNAサンプル溶液は、不均一である可能性があります。
そのため、正確な濃度測定するには、チューブ内のさまざまな場所（上部、中央部、下部）から分取し、濃度測定を複数回行う必要があります。
サンプルを室温で24時間静置すると、DNAが弛緩し、均一性が向上することがあります。