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2023年12月7日
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2023年12月4日
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2023年12月4日
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599 views 国内 研究機関のユーザー様
組織採材後、直ぐに細胞分離までを行う場合は、どうしても操作量が多くなりがちです。このため、組織採材後、直ぐに組織凍結できることは、作業のストッピングポイントになるため有効だと考えています。今回バンバンカーでは、比較的良好な結果が得られたため、今後この目的でバンバンカーを活用していきたいと考えています。
実験①
組織を採材後、すぐに処理する方法では、gentleMACSで破砕して溶血した後に他社製品Aを使って凍結保存しているが、この場合、解凍後の細胞生存率は85~95%程度となります。これを比較すると、本実験における細胞生存率は、いずれも低いと思われます。ただし、これは、i)実際のP3実験室での作業を想定し、解凍後、組織の粉砕を行った後、細胞の生存率を測定していること、ならびにii)組織の解凍方法をまだ十分に検討していないためと考えています。
実験②
本実験では、他社製品Aと他社製品Bは、共にCD4とCD19の染まり方が悪い点や、生存率が低い傾向などを示すなど、近い結果になりました。この点は、解凍方法やその後の処理を工夫することで、まだ改善できそうな気がしますが現時点では検討は出来ておりません。一方、バンバンカーでは、細胞生存率が比較的良好な印象を受けます。また、Doubletの数も少ない印象を受けます。ただし、比較的CD4の染まり具合が悪いことから、バンバンカーについても、まだ検討の余地があるかもしれません。 -
767 views KAPA EvoPlus Kitによるライブラリー調製とシーケンス結果
東京薬科大学 生命科学部 生命医科学科 ゲノム情報医科学研究室 細道 一善 様、岩内 陽子 様
KAPA EvoPlus Kit は初発溶媒にTEが含まれていても精製の必要が無く、操作も簡易化し、ライブラリー調製が初めての学生さんにも簡単に使用してもらう事が出来ました。また、作業時間が大幅に短縮された事でより多くの検体を一度に調製可能になり、作業効率が大幅に上がりました。
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804 views PCR産物精製におけるKAPA HyperPure Beadsと他社磁性ビーズの性能比較
Varinos株式会社 臨床検査本部 芦川 享大 様、小祝 玲菜 様
弊社ではこれまで最も使われている他社製品を使い続けてきました。コストが高騰していましたが、他に選ぶ製品がなく使い続けていました。 臨床検査で使う試薬なので、変更については慎重に検討しなくてはなりません。 KAPAのHyperPure Beads はマグネットへの吸着度合い、ピペッティングの際の粘性などの感触等、操作性に 関しても現在使用している他社製品と比較しても問題なく、ストレスなく使用できました。 性能面が課題でしたが、回収率についても現行の他社製品と同等との結果でしたので、今後も安心して使用する ことができると考えています。
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52 views KAPA SYBR® Fast qPCR Kitと各社SYBR Green I 試薬との比較試験
【Cat.No. KK4600, KK4601, KK4602】
KAPA SYBR® Fast qPCR Kitは、SYBR Green Iの酵素反応阻害性に耐性のある独自酵素(エンジニアリング酵素)を採用したマスターミックスである。
また、高濃度のSYBR Green I が含まれており、今までにない超高感度の検出が可能という特徴がある。
そこで、KAPA SYBR® Fast qPCR Kitと他社SYBR Green I 試薬と比較試験を行った。 -
526 views KAPA EvoPlus Kitを用いた10 ngのHumanGenomeサンプルからのライブラリー調製
【Cat.No. 9420037001】
KAPA EvoPlus KitはKAPA HyperPlus Kitの進化版として新しく発売されたKitです。
本実験では10 ngからのHumanGenomeサンプル(精製済み)を用いて取説記載の断片化時間で目的サイズのライブラリーが調製できるか、
またAmplificationのサイクル数の違いにおけるライブラリーの収量を検証しました。
その結果、目的サイズの断片化ができ、シーケンスを行うために十分な量のライブラリーが得られた事例となります。