バンバンカー®

特長

• Ready to Useタイプの細胞凍結保存液です。
• 血清を含んでいないためロット間差が少なく、安定して使用することができます。
• 高生細胞率保存液(特許取得済)により、血清含有製品と同等の結果を得ることが可能です。
• 凍結細胞は、ディープフリーザー(-80℃)で凍結可能です。プログラムフリーザーのような特別な機器を用いなくても、凍結することが可能です。
• 12時間程度 -80℃で凍結した後に、液体窒素保存することも可能です。
• ウシ血清由来の化合物を含みます。

 

バンバンカーは、GMPに準拠した設備で製造されています。

以下、株式会社GCリンフォテックのウェブサイトをご参照ください。

「当社が提供する細胞凍結保存液はGMPに準拠した設備で製造しております。無菌検査性ついてはエンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験、 真菌 ・ 細菌試験を実施しており、安全な製品を提供しています。また、弊社では2015年6月に特定細胞加工物製造許可も取得しております。」

https://www.lymphotec.co.jp/product-description/bambanker/

使用例

• 3T3‐L1（マウス前駆脂肪細胞株）
• A431（ヒト扁平上皮がん細胞株）
• ATDC5（マウス前駆軟骨細胞株）
• BAEC（ウシ大動脈血管内皮細胞株）
• Balb/3T3（マウス線維芽細胞株）
• C2C12（マウス骨格筋細胞株）
• canine CAR‐T cell（イヌCAR‐T細胞）^[1]
• Daudi（ヒトB細胞株）
• DT40（ニワトリB細胞由来）
• ECV304（ヒト臍帯静脈内皮細胞株）
• EM-E6/E7/hTERT2（不死化ヒト子宮内膜前駆細胞）
• H295R（副腎皮質細胞）
• HEK293（ヒト胎児腎細胞株）
• HEK293T（ヒト胎児腎細胞株）
• HeLa（ヒト子宮頸がん細胞株）
• HeLa S3（ヒト子宮頸がん細胞株）
• HepG2（ヒト肝臓がん細胞株）
• HFF（ヒト正常線維芽細胞株）
• HLE（ヒト肝がん由来細胞株）
• HLF（ヒト肝がん由来細胞株）
• HT22（マウス海馬神経細胞株）
• Huh7（ヒト肝がん細胞株）
• Jurkat（ヒト白血病T細胞由来細胞株）
• K562（ヒト慢性骨髄性白血病細胞株）
• KATOIII （ヒト胃癌上皮細胞株）
• KLM‐1（ヒト膵がん細胞株）
• MDCK（イヌ腎臓尿細管上皮細胞株）
• MEF （マウス胎仔線維芽細胞）
• NIH3T3（マウス胎児皮膚細胞株）
• OKT4（マウスハイブリドーマ）
• OP9 （マウス骨髄性ストローマ細胞）
• P3U1（マウスミエローマ細胞株）
• PANC‐1（ヒト膵がん細胞株）
• PC12（ラット副腎髄質褐色細胞腫）
• RAW264.7（マウスマクロファージ様細胞）
• RPE（ヒト網膜上皮細胞株）
• SNL（マウス胎仔線維芽細胞）
• TSU‐Pr1（ヒト前立腺がん細胞株）
• Vero（アフリカミドリザル腎細胞株）
• ヒトB細胞株
• ヒトγδT細胞
• ヒト不死化筋細胞
• ヒト抹消血由来活性化リンパ球
• サルB細胞株
• マウスES細胞株
• マウス脾臓由来活性化リンパ球
• 動物腫瘍の初代培養

 

【参考文献】

1.　Sakai O, Igase M, Mizuno T (2020) Optimization of canine CD20 chimeric antigen receptor T cell manufacturing and in vitro cytotoxic activity against B-cell lymphoma. Vet Comp Oncol n/a

製品の注意点

人体に使用できません。　

• 研究用以外の目的で使用しないで下さい。　
• 本製品にはウシ血清由来の化合物を含みます。　
• ご使用前には目的の細胞で確認試験を行なってください。
  ＊本製品の使用に起因する事故や損害についての責任は負いかねます。

試験成績書（COA）について

COAが必要な場合は、発行させていただきますので、弊社までお気軽にお問い合わせください。
またその際、lot番号が必要となりますので併せてご連絡いただけますと幸いです。

保管方法

• 冷暗所（2～10℃）

使用期限

• 製造後24ヵ月

関連製品

• バンバンカー®DMSOフリー（DMSO非含有タイプ）
• バンバンカー® Direct（遠心操作不要タイプ）
• バンバンカー® hRM（再生医療研究用）