Q

本キットをPCR産物を用いたAmplicon Seqのライブラリー調製に使用する予定です。 できれば、PCR産物を断片化せずにそのまま本キットに使用したいと考えております。 以下の2点について教えてください。 (1)このキットのEnd repair酵素は、リン酸化活性も保有しますか。 (2)サンプルのPCR産物はA突出末端となりますが、End Repair&A-Tailingのステップをスキップすることは可能でしょうか。

(1)はい、本キットのEnd repair酵素は、リン酸化活性も保有します。 (2)いいえ、推奨プロトコールどおり実施ください。リン酸化を行う、ということもありますが、KAPA HYPER PREP Kitは、End Repair&A-Tailing反応後、精製せずにそのままLigation酵素とバッファーを追加してLigationを行うプロトコールとして開発されております。 このため、Ligationの反応組成は、前ステップのEnd Repair&A-Tailing反応組成も含めて最適化されております。 *補足 PCR産物をインプットDNAとして用いる際は、必ず事前にPCR反応液の精製を行ってください。持ち込まれたPCR反応液がキットの酵素反応に影響を及ぼします。
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