Q

標準のアガロース(低融点ではなく)を用いて作製したゲルを用いて 電気泳動したサンプルの精製にも使用可能ですか?

はい、標準のアガロースを用いて作製したゲルを用いて 電気泳動したサンプルの精製にも使用可能です。 抽出の過程で、ゲルの切片を完全に溶解するまで55℃で10-15分間インキュベートするため、 低融点のアガロースでなくても、溶解し、精製することが可能です。 このとき、アガロースの濃度は、<2.5%、ゲル切片の重さは最大で300mgを推奨しています。 もしも標準アガロースで、アガロースの濃度が高かったり(2.5%<) 大きいゲル切片(300mg以上)などの理由で溶解し難い場合には、 ゲル切片を何個かにわけてそれぞれ精製するか、溶かす結合バッファー(GP1)の量を多くし、 800uLずつ何回かに分けてカラムに添加して遠心してください。
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